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​放射線被ばく線量関連ソフト

Software for radiation exposure dose estimation

NICUポータブル撮影における被ばく線量解析ソフト    (PIETA-Ⅱ for Windows)
 
Patient Information of Exposure dose Total Analysis in NICU room (PIETA-Ⅱ)
  NICU 室で保育器(クベース)に収容された状態でのポータブル撮影時の、
  患児の入射表面線量と医療従事者の職業被ばく線量(周辺の線量分布)を推定計算し、

  記録するソフトです。

  本ソフトは東京慈恵会医科大学病院の庄司友和先生と共同制作したものです。

​ (2019.11.19)

  新生児特定集中治療室回診撮影における被ばく線量解析ソフト PIETA Ⅱの開発 
   庄司友和,加藤秀起,勝木葉子,ガラハー美樹

   日本放射線技術学会雑誌,71(3), 194‐200, (2015)

診断X線の患者入射表面線量計算    (Sdec_V17 for Windows)  (日本語表記)

    X線スペクトルから求めた軟部組織,皮膚組織,空気に対する吸収線量変換係数

  後方散乱係数を算出し、診断X線照射時の患者表面線量を計算するプログラムです。
  深部線量率データを基にして実効線量を概算できます。

​ (2024.08.28)

診断X線の患者入射表面線量計算    (Sdec_V18 for Windows) (日本語・英語表記 選択)
  X線スペクトルから求めた軟部組織,皮膚組織,空気に対する吸収線量変換係数

  後方散乱係数を算出し、診断X線照射時の患者表面線量を計算するプログラムです。
  深部線量率データを基にして実効線量を概算できます。

 Calculation of the entrance surface dose of diagnostic X-rays  (Sdec_V18 for Windows) 
  The Sdec is a program to calculate the entrance surface dose of a patient during

     diagnostic X-ray irradiation.  Sdec calculates the entrance surface dose according

     to the calculation  method of  Japanese Society of Radiological Technology (JSRT),

     using backscatter factor  and absorbed dose conversion factor obtained based on

     X-ray spectrum. Sdec estimates the effective dose based on depth dose data

     in water calculated simultaneously. 

​ (2024.08.28)

Japanese and English

診断X線の患者入射表面線量計算    (Sdec_FV for Windows)     Sdec シリーズの最終バージョンです。

    Sdec_V18 で、ほとんど使用されない機能を削除し、入力項目の配列を改善しました。

 Calculation of the entrance surface dose of diagnostic X-rays  (Sdec_FV for Windows) 
      This is the final version of the Sdec series. 

     Removed rarely used features from Sdec_V18

     and improved input field alignment.

​ (2024.08.28)

Japanese and English

診断X線の患者入射表面線量計算 簡易版    (Sdec_SE for Windows)
  Sdec_V17 から、通常ほとんど使用しない機能(平面でない入射面形状の

  後方散乱係数の適用,X線スペクトル・深部線量百分率の表示など)を省き、

  より簡単な操作で入射表面線量・実効線量概算値を得られるようにした

  Sdec 簡易版 (Simple Edition) です。
  (2024.08.28)

 Sdec の計算方法(pdf 文書ファイル)

●  診断領域X線の後方散乱係数に関する資料(pdf 文書ファイル)

 診断領域X線の後方散乱係数の計算    (Backscatter-Factor for Windows)
  Sdec で採用している
後方散乱係数計算のみを取り出したソフトウェアです。

  入射面形状は、平面(微分後方散乱係数法で計算)・非平面(円柱,楕円柱,

  レーストラック形から選択、直接モンテカルロ法で計算)のどちらにも対応しています。

  従来の、グラフデータから BSF を取得する方法の問題点の解説もあります。

   (2024.05.15)

 従来の後方散乱係数取得法の問題点 (pdf 文書ファイル)

     (2023.11.22)

​重要

New

 診断X線の照射野内の後方散乱係数分布計算    (Backscatter-Factor-2 for Windows)
  通常、後方散乱係数というと照射野中心における BSF を指しますが、同じ照射野内でも

  中心から離れたX線入射点における BSF は、中心における BSF とは異なってきます。

  本ソフトでは、微分散乱係数法を用いて照射野内の BSF 分布を算出し、照射条件、

  照射野サイズによってどのように BSF 分布が変動するのかを表示します。

   (2024.11.20)

New

 一次X線の、空気カーマから軟部組織吸収線量への変換係数計算    (Ka-Dm-CF for Windows)
  被射体ファントム(水またはICRU軟部組織)内の、線束中心軸上の点における、

  散乱線を含むX線束に対する空気カーマ-軟部組織吸収線量換算係数をX線スペクトル

  を基に算出するソフトウェアです。

  従来の実効エネルギーから算出した値との比較もできます。
   (2024.09.11)

 散乱線を含むX線の、空気カーマから軟部組織吸収線量への変換係数計算    (Ka-Dm-cf2 for Windows)
  被射体ファントム(水またはICRU軟部組織)内の、線束中心軸上の点における、

  散乱線を含むX線束に対する空気カーマ-軟部組織吸収線量換算係数を算出する

  ソフトウェアです。
  モンテカルロシミュレーションを用い、ファントム内の線束中心軸上の各深さに設置した

  直径 1 cm の球面に入射する一次線および散乱線を、光子エネルギー別にカウントして

  X線スペクトルを求め、これらのスペクトルデータを基にして、各点における空気カーマ

  -軟部組織吸収線量換算係数を算出します。

   (2024.08.21)

マンモグラフィ撮影時の平均乳腺線量の計算   (Mdec_V6 for Windows)

  ( Mdec_V6 : Mammography Dose Evaluation Code, Version 6 )
  被射体厚,乳腺割合および入射X線スペクトルに基づいたモンテカルロ

  シミュレーションにより被射体内の深部線量率を算出し、その結果より

  被検者が受ける平均乳腺線量を計算するプログラムです。

  半価層など煩雑な測定は不要です。

    Version 6 では、入射表面下 4 mm、射出表面上 4 mm には乳腺組織は

  存在しないものと仮定し、この部分を除いた領域(深さ)の深部量百分率

  の平均値から、平均乳腺線量および最大乳腺線量を計算する方式としました。

  Mdec_V6 の平均乳腺線量計算方法の解説はソフト内で確認できます。

​ (2022.01.12)

マンモグラフィ/トモシンセシス撮影時の平均乳腺線量の計算  (Mdec_Toki for Windows)

  ( Mdec_Toki : Mammography Dose Evaluation Code, Tokiko version )
  Mammography および Digital Breast Tomosynthesis 撮影時の

  被射体内の吸収線量分布および平均乳腺線量 (AGD) をモンテカルロ

  シミュレーションにより計算するプログラムです。

  被射体厚,乳腺割合,撮影方法および撮影条件は任意に設定できます。

  Mdec_Toki の計算方法の解説はソフト内で確認できます。

  本ソフトは順天堂大学医学部附属静岡病院の中村登紀子さんと共同制作したものです。

  (2022.04.28)

Japanese and English

IVRにおけるX線入射面の患者皮膚組織吸収線量計算    (IVRdec-V3 for Windows)
  IVRdec は、IVR,血管造影検査時のX線入射面の患者皮膚組織吸収線量(mGy)を、

  装置に表示される患者照射基準点入射線量 Ka,r(mGy)および面積空気カーマ積算値

  PKA(Gy・cm2)を基に算出するソフトウェアです。

  計算過程で用いられる吸収線量換算係数,後方散乱係数,深部線量百分率は、

  すべてX線スペクトルに基づいて算出されており、より正確な計算結果を提供します。

   IVRdec-V3 では、透視中の管電圧の変動に対応したX線スペクトルを用いるように

​   改善しました。

  (2024.06.12)

 IVRdec の計算方法 (pdf 文書ファイル)

IVRにおけるX線入射表面の吸収線量分布計算    (IVRdec-Oblique for Windows)
  Interventional Radiology において、X線束が任意の角度で被射体に入射した場合、

  患者入射表面線量分布がどのように変化し、最大皮膚線量はどの程度になるのかを

  推計するモンテカルロシミュレーションソフトです。

  (2024.03.06)

 診断X線の側方散乱線計算モンテカルロシミュレーション   (X-Scatter-STK-3 for Windows)

    Monte Carlo simulation for determining side scattered radiation in diagnostic X-rays  (X-Scatter-STK-3)
  診断領域X線照射時の、被射体の側方散乱線々量(空気カーマ)分布および

    散乱光子スペクトルを計算するモンテカルロシミュレーションです。

  IVR術者などの最適な被ばく防護を検討するための基礎データを提供します。

  本ソフトは 鈴木昇一先生,竹井泰孝先生と共同制作したものです。

 (2023.11.01)

Japanese and English

New

 診断X線の側方散乱線計算モンテカルロシミュレーション   (X-Scatter-STK-Pb for Windows)

    上記の X-Scatter-STK-3 に、天井吊り下げ式の鉛防護カーテンを設置した時の

    カーテンによるしゃへい効果を検証するモンテカルロシミュレーションです。

  術者の被ばく防護、水晶体線量などを検討するための基礎データを提供します。

  本ソフトは 鈴木昇一先生,竹井泰孝先生と共同制作したものです。

 (2024.10.23)

New

 X線透視時の室内散乱線線量率の計算   (Sanransen-Bunpu-3 for Windows)

  X線透視室の室内散乱線分布をモンテカルロシミュレーションにより計算・作成する

  ソフトウェアです。X線出力は、多施設の出力データ調査から得られた平均的な値を

  用いており、かなり信頼できる散乱線分布図を作成することができます。

    新バージョンでは、実際のX線透視室のレイアウトを設定し、それに散乱線分布を

  重ね合わせる機能を追加しました。
 ​ (2024.04.03)

 X線CT撮影時の体内線量分布計算モンテカルロシミュレーション (CT-Dose-Index for Windows)
  X線CT撮影時の照射条件(管電圧,ボウタイフィルタ、線束サイズなど)によって

    被写体(円柱形軟部組織)内の吸収線量分布がどのように変化するかを観察する

    モンテカルロシミュレーションソフトです。
    被写体内の各点の吸収線量を計算し、矢状面、横断面上の吸収線量分布図および、

    任意点における吸収線量を表示します。

  表示された断面における CTDI_vol を計算・表示します。
    本ソフトはノンヘリカル・コーンビームCT撮影を想定したものです。

    なお、本シミュレーションには、別ソフト CT-Spectra で作成したX線スペクトル

    分布ファイルが必要です。
   (2024.07.24)

 X線CT撮影時の体内線量分布計算モンテカルロシミュレーション (CT-dose-22 for Windows)
  上記の CT-Dose-Index の
被写体を、断面が人体体幹部の形状に近い

  レーストラック形の軟部組織としたシミュレーションソフトです。
  (2024.07.24)

関連ソフト

CT装置の任意点におけるX線スペクトルの推定計算 (CT-Spectra-2 for Windows)

CT装置のファン方向の線量プロファイル計算 (CT-Profile for Windows)

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